願望恋愛♪ ~もしも・・・~
課長は、
私の肩をそっと一度軽く叩いてから
芳樹くんのいるリビングへと戻った
課長と芳樹くんが、
慌てながら何かを話してるけど
私の頭の中は、
その会話を聞きとろう、とする回路より
これから、私はどうしたらいいのか、
と言う事ばかりが繰り返されていた
パタパタと、慌ただしいスリッパの音がする
そして
玄関に座り込み、
壁にもたれてた私の所に
課長と芳樹くんが来た
私の目線に合わせるように
課長がしゃがみ、
私の肩に手を乗せ
「山内くん…
言いにくいが、
君の叔父さんが事故に巻き込まれた…」
課長の顔を見て、私は頷いた