願望恋愛♪ ~もしも・・・~

「ちょっ!!芳樹くんっ!!

どうしたのっ!?
降ろしてっ!! 芳樹くんっ!」


オレの腕の中で、バタバタと
手足を動かし、
降りようとするけど
そんな小さな力、オレには通用しない…


部屋のドアを開け

ベッドに芽依を移し
その上に覆いかぶさった


「よし…きくんっ! ねぇっ!」


芽依が叫ぶ声も耳に入らないまま
オレは、
本能の思うまま
行動に移していた
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