願望恋愛♪ ~もしも・・・~

「…ゴメン…芽依…」


ベッドから起き上がり
床に落ちたTシャツと下着を拾い
身につけながら
芳樹くんが言った


「でも…
後悔してないから…

オレは
ホントに芽依が好きだから…」


それは…

伝わってる…

十分に…


「芽依が、ちゃんとオレを見てくれるまで
待つ覚悟はあるから…」


芳樹くんに背中を向けて
横になっていた私の頭を
ひと撫でして
シャワーを浴びに行くと言って
部屋を出て言った


「…待つって…

そんなの…ムリなのに…」


芳樹くんの気持ちがわかるだけに
胸が締め付けられてしまう




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