願望恋愛♪ ~もしも・・・~

芳樹くんが
あまりにも深いシワを寄せ私の顔を睨むから
さっきあったコトを
そのまま芳樹くんに伝えた


「そんなん別にいーじゃんっ
事実は事実なんだしっ!」


額のシワが緩み
あっけらかんと、私に言う


まぁ…そうなんだけど…
私としては…

とんでもないコトをしたワケで…


「な、芽依 これからメシ食いにいこーぜっ
オレ、腹減って仕方ねぇんだー」


メシって…


私は、そんな気分じゃないのに…


「ゴメン…
ちょっと疲れちゃったから
やめとく…

少し横になりたいから…」


「え?
大丈夫か?!

熱でも出たとか…?」


私の額に芳樹くんの掌がくっついた


「熱はないみたいだな…
わかった 少し横になってろよ
オレ、メシ食いついでに
何か買ってくるから」


「うん…」


そう言って
私の頭をひと撫でして
部屋を出て行った





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