願望恋愛♪ ~もしも・・・~
「へっ?!
今、なんて言ったのっ?!」
運ばれてきたアップルティーを
口に運ぼうとした時
純一さんが言った言葉に
驚き、カップを落としそうになった
「うん…
離婚しよう…
二人のためにも
そうした方が、いいと思うんだ…」
カップをソーサーにおいて
真剣に顔を見て
話を聞いた
「この一年、お前が、どれだけ頑張ってきたか
オレは、よくわかってる
頑張ってるお前をみて、俺も頑張れた
だけど、
その姿を見て、お前はこのままでいい人間じゃないって
よくわかったんだ
もっと、可能性を広げれる力を持ってる
それを支えるのは、俺じゃないのにも気が付いた
だから、思い切り好きなことやるべきだ
お前だって、そう思ってるだろ?
それと…
これは俺のワガママだが…
いつも世話になってる三浦さんと
いづれは、一緒になりたいと思ってる
だから、
俺たちは、別々の道をあるかないか?」