願望恋愛♪ ~もしも・・・~
「うそぉーーーーっ
なんでもっと早く起こしてくれないのぉーっ
龍也のばかぁーーーーっ!」
そんなに叫ばなくても…
オレの愛しいオンナは、
ベッドから起き上がると床に落ちていた
バスローブを身に着けバスルームへと向かった
「あ…龍也は、入ってきちゃダメだからねっ
昨日、オフロでシたら、のぼせちゃったんだから、
もう、ダメだからっ」
「はいはい…」
さすがに、オレも体力の限界きてるって…
なんか、
今日子、日に日に若返ってないか?
まぁ…
どんなでも
オレの今日子だしな…
そんなコトを思いながら
ベッドから起き
バスルームへと向かった
シャワーの勢いの音で
オレが入ったコトに
気づかない今日子の後ろからそっと近づき、
抱きしめた
「ひゃぁっ!
い、いつの間にっ?!」
驚く今日子にお構いなしに首筋に口づける…
「…っんっ…
龍也、もうっ、ダメだよ
もう時間ないんだからぁ」
くるりと向きを変えた今日子が
オレの首に手を回し
自ら、唇を合わせてきた
「今日は、もうお終いよ
オンナは、支度に時間がかかるんだから…」
オレの体から離れて
バスルームのドアを開けた
「あ、でもね…
式が終わってから、
また、シようね…」
恥ずかしいそぶりを見せながら
そっと呟き
バスルームを出て行った
「はははっ… 参ったよ」
今日子を見つけられてホントに良かった…