願望恋愛♪ ~もしも・・・~
翌日――――
さとみが
一人じゃ心細いだろう、って
会社の最寄り駅で待ち合わせをし、
今、
会社のロビーを歩いてる
なんだか…
周りの視線が…
イタイんですケド…
ロビーから
エレベーターに向かってると
横を歩いていく、
男性社員とか、
若い女子社員が
私の全身…
上から下へ
ザッと
視線を流すのよねぇ…
「さ、さとみぃ
なんか…
いっぱい、視線感じるんですケド…」
エレベーターの前に着き
小声でさとみに話しかける
「仕方ないっしょ…
見たコトない人物がいれば、
誰だって、
興味深々で見るわよっ
ほらっ、来た、乗るよ」
「う、うん…」
不安そうな私に気付いたのか
手を握り
エレベーターの中へと
引っ張った