願望恋愛♪ ~もしも・・・~
自分の課がある階まで、
いつもなら、
すぐに着くのに、
今日は、やけに
エレベーターが遅い感覚…
き、緊張してるんだな…きっと…
エレベーターを降り、
更衣室に行き
着替えを済ませ
さとみと2人で
課のフロアへと入る
入った途端…
やっぱり…
すでに出社してる社員の皆が
一斉にこちらに視線を向けた
う…
「気にしないで、行こ」
さとみが私の背中に手をあて
そっと、押しだす
「う、うん…」
少し離れた課長のデスクに向かって
歩いて行く
デスクで
忙しそうにパソコンと書類を
睨みながら、仕事をしてる課長の
前に立った