願望恋愛♪ ~もしも・・・~
「へぇー、そりゃ楽しみだわー」
キッチンから
ティーポットとカップをトレイに乗せた
典子がリビングのソファーへ
それらを置き
カップへと紅茶を注ぐ
「今日の紅茶
もしかして…栗?」
「お、さすが、さとみね
マロンティーよ
お料理教室に来てる方にいただいたの
それとっ!」
思いついたように
典子は
また、キッチンへと戻り…
何かを手にして
こちらへ戻ってきた
「じゃんっ!」
典子が手にしてるのは
ピンクの可愛い瓶…
「「なぁに?それ?」」
さとみと私は
口元を緩め、瞳が輝いてる典子を見つめた