願望恋愛♪ ~もしも・・・~
「ね、ね、それで
龍ちゃんとのルームシェア、どう?
楽しい?」
カウンターの向こうから
大きな身体をこちらに
乗りだし
彼女の顔を覗く
「はぁっ?!
楽しいワケねぇだろっ?!」
「ちょっと!
龍ちゃんに聞いてないわよ!
アンタは、黙っててっ!!」
マサコの俺より大きな手が
俺の頭に振動を与える
「ってぇなぁっ」
叩かれた頭を、掌で撫でてると
「えぇ、楽しい…と、いうか…
凄く、生活、しやすい…ですね」
ほぉー…
コイツも、
俺と同じようなコト…
思ってたとは…