願望恋愛♪ ~もしも・・・~
「ふふっ、何だと思う?」
ピンクの小瓶を私たちの目の前に見せて
得意げな顔をしてる
私は、その小瓶と典子の顔を
交互に見ながら、
首を傾げてると…
「あっ!
典子っ! 目元の小じわ、少なくなってない?!
それにっ!ほうれい線もっ!!
やだっ! 典子何したのっ?!
まさか、私たちに黙って
プチ整形とかじゃないわよねっ!!」
さとみが、典子の顔の近くまで
自分の顔を寄せ、
マジマジと見入ってる…
私も、じっと典子の顔を眺めた
「うわ、ホントだ…
典子の気にしてた目元の小じわ、少なくなってる…」
そう、
アラフォーの悩み…
シミ、しわ、たるみ…
これらと闘う毎日…
典子は、私たちより
エステだの、美顔器だの
あれだけやってたのに、
あまり効果ない、って
ボヤいてたのに…
どうしたんだろう…