願望恋愛♪ ~もしも・・・~
「へぇ~、そうなんだぁ
アンタたち、結構、相性いいんじゃなーい
この調子で、結婚でもしちゃえば
いーんじゃなーいっ?!」
「はぁっ?!「そんなのっ!」」
「「 あり得ないっ!!!」」
「ふふっ、ほらほら、相性ピッタリじゃないのぉー!」
マサコが俺と彼女を交互に見ながら
ニヤリと口元をあげてる
「全く、勝手に決めンなよなっ
俺はともかく、山内くんは、若いから
結婚なんて、想像できんだろうが~」
「……」
隣の彼女を見れば、
テーブルの水割りのグラスを
両手で包み、
俯いてる…
「なぁに…芽依ちゃん
なんか、悩み事でもあるのぉ?」
「え?、い、いいえ
なんでもありません…」
「そーお?
じゃ、また、私と”ウインク”
デュエットしましょー!」
「え、はい、よろこんでっ」
何故か、今日の彼女は
心ここにあらず?のような雰囲気だな…