He


階段を上っていくと


今にも抜けそうな階段で


立っているだけども怖い


そんな感じ。



及川の家は二階の「202号室」


「ここか・・・」


やっとの思いでたどりついた「202号室」


一応インターホンはあるらしい…



インターホンを押そうとした瞬間



ガチャ



いきなり玄関があき


目を丸くして立ち尽くしてしまった。



だって、出てきたのが



駅のホールにいた、あの男の人だから



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表紙・目次

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