He
1.4
「渚くん、かっこよかったね~」
惚れ症の柚子が目をハートにして言う
それを、ツンとした目で聞いていたせいか
柚子が頬を膨らませて
「かっこいいよね!?」
え・・・
これって、強制的??みたいな
「あーうん。かっこいいかっこいー」
かなり、棒読みでいっちゃたけど
私が“かっこいい”って言ったことが嬉しかったらしく
「じゃーん!!♪」
右手には会員証の
<渚くんのふぁん倶楽部>と書かれた会員証をもっていた
「プレミアム会員なんだよ♪」
・・・・
「そっそこまで好きなの!?柚子彼氏いるじゃん!!」
「そんなの関係ないもーん♪」
はぁ・・・
こいつはダメだっ
って、思ったけど柚子が楽しければいいかなって感じで
私は二ッってワラって
「ばかゆーこぉ彼氏にいいつけるぞ(笑」
「いやぁやめてー」
って言う日常的な会話が楽しかった
ちなみに今は放課後
放課後を満喫中で教室で長話
それがいつもの事。