年上王子様
あっという間に日が暮れて、
夜になった。
リビングからは夜景が見えた。
「うわぁ~!キレ~…」
私は窓に張り付いて景色を見た。
小さな光がこれだけたくさん集まると、
こんなに綺麗に見えるんだな…。
「速水さんは毎日この景色を独り占めできるんですね。いいな~」
こんな景色が毎日見れたら、
どんなに幸せか!
「じゃあさ、俺と二人占めする?」
へ?
それって…
どういう意味?
私はよくわからなくて首を傾けた。
「いや、冗談だよ。わかんねーならいい。」
速水さんはそう言ってキッチンに入って行った。
でも、その時に見せた笑顔は、
気のせいだったかもしれないけれど、
なんだか切なかった。
夜になった。
リビングからは夜景が見えた。
「うわぁ~!キレ~…」
私は窓に張り付いて景色を見た。
小さな光がこれだけたくさん集まると、
こんなに綺麗に見えるんだな…。
「速水さんは毎日この景色を独り占めできるんですね。いいな~」
こんな景色が毎日見れたら、
どんなに幸せか!
「じゃあさ、俺と二人占めする?」
へ?
それって…
どういう意味?
私はよくわからなくて首を傾けた。
「いや、冗談だよ。わかんねーならいい。」
速水さんはそう言ってキッチンに入って行った。
でも、その時に見せた笑顔は、
気のせいだったかもしれないけれど、
なんだか切なかった。