年上王子様
「なんか…夫婦みたいだな…」
へ?
速水さんが何か言ったようだけど、
私はネギを切るのに集中していて、
あまり聞き取れなかった。
「やっ…やっぱいい。」
速水さんはそう言って、そっぽを向いてしまった。
そんな速水さんの耳は、
かすかに赤く染まっていた。
照れてるの…かな?
「速水さん?さっき言ったこと、もう一回言って下さい。」
「はい?」
速水さんは目を丸くしてこちらを見た。
「え、聞いてなかった?」
「はい。よく聞こえませんでした。だから、もう一回!」
私は顔の前で両手を合わせて頼みこんだ。
だって、速水さんが耳まで赤くして
恥ずかしがるなんて、めったにないもん。
たまには私が優位に立ってもいいよね♪
へ?
速水さんが何か言ったようだけど、
私はネギを切るのに集中していて、
あまり聞き取れなかった。
「やっ…やっぱいい。」
速水さんはそう言って、そっぽを向いてしまった。
そんな速水さんの耳は、
かすかに赤く染まっていた。
照れてるの…かな?
「速水さん?さっき言ったこと、もう一回言って下さい。」
「はい?」
速水さんは目を丸くしてこちらを見た。
「え、聞いてなかった?」
「はい。よく聞こえませんでした。だから、もう一回!」
私は顔の前で両手を合わせて頼みこんだ。
だって、速水さんが耳まで赤くして
恥ずかしがるなんて、めったにないもん。
たまには私が優位に立ってもいいよね♪