年上王子様

ガチャッ

扉が開き、速水さんと
知らない女の人が入って来た。
でも、とりあえず言えることは、
この女の人、超キレー!
しかも、どこかで見たことあるような…。
「キャー!すっごくカワイー!!」
「ぎゃーーー!!!」
女の人は、目をキラキラさせながら
私に抱きついてきた。
ビックリして、大声あげちゃった…。
っていうか…
「苦しいです……」
「あらっ、ごめんなさい♪」
「ゆゆ、大丈夫か?」
速水さんが私の腕を引っ張り、
私を自分の後ろに置いた。
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