年上王子様
「おーい、四季ちゃーん。」
「ゆゆ。」
わっ、よかった!
あの間はなんだったんだろう?
「ちゃんとあの下着着けてるよね?」
あ、あの5000円ね…。
「も、もちろんです…」
「よし、じゃあいい。じゃね!健闘を祈る!」

ブチッ…プーップーップーッ

き…切れたぁぁぁぁぁ!!!!
そんな殺生なぁ!
「お待たせ、ゆゆ。」
速水さん帰って来たぁ!
タイミング、すごっ!
「あ、えっと…おかえりなさい…」
こう言うしかなかった私なのでした。
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