年上王子様
おまけ
私は今、走っています。
「ゆゆっ、遅いよー!」
し…四季ちゃん…速い…。
卒業式が終わったところなのです。
なぜ走っているのかって?
そこは後ほど。
今はとりあえず走らないとだから!!
それにしても、疲れる…。
まだ着かないのか…。
学校から遠いって!!
「あ!ゆゆ、見えてきたよ!!」
四季ちゃんの声に、
ずっと地面ばかり見ていて俯いていた顔を上げた。
ほ、ほんとだ…。
着いた…。
私は気が抜けて座り込んでしまった。
「コラー!まだ着いてないから!何休んでんの!あとひと踏ん張りだよ!!」
そのひと踏ん張りができないです…。
「ゆゆっ、遅いよー!」
し…四季ちゃん…速い…。
卒業式が終わったところなのです。
なぜ走っているのかって?
そこは後ほど。
今はとりあえず走らないとだから!!
それにしても、疲れる…。
まだ着かないのか…。
学校から遠いって!!
「あ!ゆゆ、見えてきたよ!!」
四季ちゃんの声に、
ずっと地面ばかり見ていて俯いていた顔を上げた。
ほ、ほんとだ…。
着いた…。
私は気が抜けて座り込んでしまった。
「コラー!まだ着いてないから!何休んでんの!あとひと踏ん張りだよ!!」
そのひと踏ん張りができないです…。