年上王子様
漣さんは私の肩を掴み、顔を近づけた。
あと1cmほどで唇と唇が重なり合うというところで、漣さんは呟いた。
「絶対、幸せにするから。」
この言葉が終わった瞬間、
私の唇と漣さんの唇の間に隙間が無くなった。
こんな嬉しい言葉、ないよ。
私は、漣さんがそばにいてくれるだけで幸せ。
それだけで幸せなんだから。
唇が離れた瞬間、私は言った。
「もう…幸せです。」
そうしたら、またキスをされた。
照れ隠し…かな?
なんてね♪
私は今日から、速水ゆゆになります。
これから、幸せな毎日が続くんだろうなぁ…。


ほんとにおわり。
< 151 / 152 >

この作品をシェア

pagetop