年上王子様
「…というわけで、今日は無理です…。すんません…。」
私は、四季ちゃんの席まで行って
謝った。
遊びたかったー!
「いいよ。じゃあ、デートできるな。メールしよ。」
彼氏…いいなー!
あ、紹介が遅れましたが。
この子は野原四季(ノハラ シキ)ちゃん。
私の一番の友達なんだ。
美人で、しかも大学生の彼氏さんがいるんだよー。
それはそれは、イケメンでして…。
あ、悲しくなってきた。
私は、ツッキー先生と職員室でデートかぁ…。
こんな女子高生、きっと全世界で私だけだよ…。
「ゆゆ、頑張ってね。わからない所があったら、私も手伝うから。」
ありがとうございます…。
でも、私のわからない所って、
ほぼ全部です!
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