ランチが楽しみなのか、享先輩に会える事が嬉しいのか

浮かれ気分の鼓動を持て余しながら、顔の筋肉は緩み、気持ちは学生時代へとトリップしていた。


電車の中で気分が悪くなったあの日‥

同じ車両にいた享先輩が介抱してくれ、仲良く遅刻。

支えられながらの登校が恋人同士のように見られ、羨望と共に嫉妬の餌食に‥


懐かしく思い出しながら、待ち合わせ場所へ浮かれ気分で到着し

ランチを共に楽しんだ。

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