程よく酔いしれ、いつの間にかベッドイン‥


シーツの海で激しく泳いだ後、2人は深く沈んでいった。


深い海の底で聞こえていた彼の声は‥



「‥‥エッ!‥‥コレカラ…」


「‥ワカッタ‥スグイク…」




ドアの閉まる音と共に意識は徐々に浮上していった。


暗闇の中‥


隣にいるはずの彼を捜してみるが気配すら感じられず‥

外出した現実を受け入れようとした‥

‥‥その‥時…



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