キリリク小説
なんていうやりとりをして教室に帰ってく渉。
渉が帰ってったのを確認してさっきの男子がやってきた。
「佳代ー!さっきのCDのことだけど」
「・・・・」
「佳代?」
全く返事をしない私を不思議に思う男子。
紙とペンを机から出して
≪渉以外の男子と話さない≫
と一言。
「なんで女って男ができたら話さなくなるんだろう・・・」
「まぁ、佳代はそういう子だからー」
隣で男子にどんまいと肩を叩く親友:新奈。
男子は自分の席へ戻って行き、新奈は私の前の席にドカッと座った。
「相変わらず束縛激しいねー。渉」
「んー・・・。私、信用がないのかなー・・」
「そう言う訳じゃないんじゃない?」
「んー・・・あんまりひどいとね・・・」
私はすぐ浮気されるって思われてるのかな・・・。