キリリク小説

今ですね、渉の家の道路をまっすぐに行った次の曲がり角にいます。


「渉ー!この前言ってたCDだよー♪」

当たり前のように渉の家の前で話す女の子。

「あ、サンキュ」

渉の何も思わず普通に接してる。

「今度何かおごってよね」


「はいはい」


そう言って女の子の頭をポンポンと叩く渉。



なんなんですか。


そのカップルのような雰囲気。


というかその男の方の彼女はカヤの外で見てるんですがねっ!

というか私は2番目の女ですか。

のくせに束縛って…。



「はぁ・・」


溜息も出るよね。


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