キリリク小説


「もう、帰ろう…」


今日は渉に用があってきたけどもうあそこに行きたくない。



くるりと方向180度回っ・・・


「・・う゛っ!!」


ドテン。


思わず尻もち。


「あら~。ごめんなさいっ・・大丈夫ですか?」

「だっ大丈夫です・・・」


おばちゃん・・・気をつけて下さい。




「佳代・・・?」


左後ろから聞こえるのは、



「渉・・・」


渉の声だった。


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