望美
~ママ、離れないわよ。私は絶対に!~
「ば、化け物だ……!!こいつは化け物だ!!何でこんな急速なスピードで成長するんだ……!いかん!!もっとラミナリアを!早く用意するんだ!急げ!急ぐんだ!」
「ヒィィィーー!!」
「キャアアァァ!!」
と看護師らの悲鳴。
何やら子宮口にこびりついた胎児から、
「ウギャ、ウギャ、ウギャ、ウギャ、ウギャウギャ、ウギャウギャ、ウギャ」
と得体の知れない声が……。
「先生!!
何なんですか!!これは!!」
「気味が悪いわ!!」
「に、人間じゃない!!!人間じゃない!!ゲテモノだ!!!」
「キャアアァァァーーー!!」
「ごめんね…。望美…。ごめんね。」
と政子の声も乱入する。
「化け物だーーー!!!」
「ギャアアア!!!」
混乱し、パニックに陥る分娩室であった…。
しかしこれは『望美』による恐怖の、ほんのはじまりにすぎないのである!おぞましい魔力で川添家と政子たちを地獄の底深くへといざなおうとしていたのだ…。
「ウギャ、ウギャ、ウギャ、ウギャ、ウギャ、ウギャウギャ、ウギャウギャウギャ、ウギャ………。」
「ヒィィィーー!!」
「キャアアァァ!!」
と看護師らの悲鳴。
何やら子宮口にこびりついた胎児から、
「ウギャ、ウギャ、ウギャ、ウギャ、ウギャウギャ、ウギャウギャ、ウギャ」
と得体の知れない声が……。
「先生!!
何なんですか!!これは!!」
「気味が悪いわ!!」
「に、人間じゃない!!!人間じゃない!!ゲテモノだ!!!」
「キャアアァァァーーー!!」
「ごめんね…。望美…。ごめんね。」
と政子の声も乱入する。
「化け物だーーー!!!」
「ギャアアア!!!」
混乱し、パニックに陥る分娩室であった…。
しかしこれは『望美』による恐怖の、ほんのはじまりにすぎないのである!おぞましい魔力で川添家と政子たちを地獄の底深くへといざなおうとしていたのだ…。
「ウギャ、ウギャ、ウギャ、ウギャ、ウギャ、ウギャウギャ、ウギャウギャウギャ、ウギャ………。」