望美
~ママ、離れないわよ。私は絶対に!~
「なんでも鏡に変な少女が映りこんでるんですって!!
お母様ったら気がお狂いになったのかしら……。」
と美華。
「しょ、少女ですって!?」
美華のその話を聞き愕然とする政子。
(ま、まさか……。
)
そのとき突然、
「ギャアアアアーーーーー!!!!」
とリビングの方から悲鳴が聞こえてきた。
「どうしたんだ!!」
「お母様なの!?」
「どうしたのかしら!!」
急いでかけつける三人。
どうやら悲鳴はリビングを突き通ったバスルームの方から聞こえてくる……。
「お母様なの!?
今度はどうなさったのよ!!」
心配しながら三人はバスルームへ…。
「ギャアアアーーー!!!」
やはりバスルームから鶴子の悲鳴が聞こえる。
義昭が恐る恐る木製の戸を開けると…。
「キャア!!」
「なんてこと…!!」
「こ、これはいったい……。」
そこにいた鶴子の姿を見て驚き慌てふためる三人。
……洗面台の前でヘナヘナと倒れこむ鶴子。
そして彼女の上品に後ろで束ね上げていた毛髪は無惨にも一毛も残らず何者かに引き抜かれてツルっハゲにされてしまっていたのだ!!
お母様ったら気がお狂いになったのかしら……。」
と美華。
「しょ、少女ですって!?」
美華のその話を聞き愕然とする政子。
(ま、まさか……。
)
そのとき突然、
「ギャアアアアーーーーー!!!!」
とリビングの方から悲鳴が聞こえてきた。
「どうしたんだ!!」
「お母様なの!?」
「どうしたのかしら!!」
急いでかけつける三人。
どうやら悲鳴はリビングを突き通ったバスルームの方から聞こえてくる……。
「お母様なの!?
今度はどうなさったのよ!!」
心配しながら三人はバスルームへ…。
「ギャアアアーーー!!!」
やはりバスルームから鶴子の悲鳴が聞こえる。
義昭が恐る恐る木製の戸を開けると…。
「キャア!!」
「なんてこと…!!」
「こ、これはいったい……。」
そこにいた鶴子の姿を見て驚き慌てふためる三人。
……洗面台の前でヘナヘナと倒れこむ鶴子。
そして彼女の上品に後ろで束ね上げていた毛髪は無惨にも一毛も残らず何者かに引き抜かれてツルっハゲにされてしまっていたのだ!!