望美
~ママ、離れないわよ。私は絶対に!~
「大体、貴女の方が年上なのに、男の一人もロクに捕まえられない様じゃ、女としての真価が問われるわねぇ。政子さんに偉そうなこと言うならもっと自分の身の周りを固めてから言いなさいな!!性格はひん曲がってるし、根性は無いしで、私もお父様も心底呆れておいでなのよ。お知り合いの方達にもできるなら極力貴女は紹介したくなのよ!貴女に外で我が家の恥をさらすようなゲスな事、言われたり、されたりしちゃ私達の名声にも傷がつくのよ!まったく…貴女こそ本当に私の娘なのかと疑いたくなるわねぇ。」とピシャッと言いのけると
「気分が悪うなったわ!!」と部屋の方へ戻って行ってしまった。
滅多に鶴子にも義郎にも怒れることなどない美華は鶴子にメッタ斬りにされてしまった事で、政子に対する怒りが治まらなくなってしまった。
肩をワナワナと震わせ、挙動不審に陥り、ついには紅茶のカップを投げ割ってしまった。
「パリーンッ!
ガシャーン!ガシャーン!パリンッ!」
(許さないわ!!
よくも!!よくも!!こんな真似を!!
絶対に許さないわよ!!
暴いてやる!!
絶対に暴いてやる!!!!)
「気分が悪うなったわ!!」と部屋の方へ戻って行ってしまった。
滅多に鶴子にも義郎にも怒れることなどない美華は鶴子にメッタ斬りにされてしまった事で、政子に対する怒りが治まらなくなってしまった。
肩をワナワナと震わせ、挙動不審に陥り、ついには紅茶のカップを投げ割ってしまった。
「パリーンッ!
ガシャーン!ガシャーン!パリンッ!」
(許さないわ!!
よくも!!よくも!!こんな真似を!!
絶対に許さないわよ!!
暴いてやる!!
絶対に暴いてやる!!!!)