望美
~ママ、離れないわよ。私は絶対に!~
堕胎 ~ごめんね…。ママ、生きるから!~
次の日
川添家
ダイニングでは、政子と鶴子が晩餐の用意をお手伝いと共に行っている。
ちょうどそんな時、二人の元へ美華がやってくる。
美華はとても派手で上等な濃い紫色のオートクチュールを着て、サファイアのネックレスをしていた。
鶴子は不思議がって 「あら?貴女、今日はおデートでいらしたの?」と聞く。
「いえ。」
と冷たくあしらう様に言う美華。
政子は、
「素敵なオートクチュールですわ!
これはお義姉様にとっても勝負服でございましょう!?」
と笑顔でたずねた。
美華はちょっと顔を引きつらせながらも、
「えぇ、今日はある意味『勝負の日』ですわね~。」
と言うと、
「もしかしたらわたくし、本日、川添家の家族にとってダークエンジェルになってしまい、追放されてしまうかもしれないわ!!
それか、もしかすると救済の女神・ジャンヌダルクになるかもしれない!!
どちらかだわねぇ~~~。オッホホホ~~!!」
と甲高い声をあげ不気味に笑いだした。
そんな美華の発言に政子は何か起こるんじゃないかと不安でならなかったのだった。
川添家
ダイニングでは、政子と鶴子が晩餐の用意をお手伝いと共に行っている。
ちょうどそんな時、二人の元へ美華がやってくる。
美華はとても派手で上等な濃い紫色のオートクチュールを着て、サファイアのネックレスをしていた。
鶴子は不思議がって 「あら?貴女、今日はおデートでいらしたの?」と聞く。
「いえ。」
と冷たくあしらう様に言う美華。
政子は、
「素敵なオートクチュールですわ!
これはお義姉様にとっても勝負服でございましょう!?」
と笑顔でたずねた。
美華はちょっと顔を引きつらせながらも、
「えぇ、今日はある意味『勝負の日』ですわね~。」
と言うと、
「もしかしたらわたくし、本日、川添家の家族にとってダークエンジェルになってしまい、追放されてしまうかもしれないわ!!
それか、もしかすると救済の女神・ジャンヌダルクになるかもしれない!!
どちらかだわねぇ~~~。オッホホホ~~!!」
と甲高い声をあげ不気味に笑いだした。
そんな美華の発言に政子は何か起こるんじゃないかと不安でならなかったのだった。