初めての恋だから
勇気を出して


宣言してから
みんなが
恋の手伝いをしてくれた。


朔也君に私のアドレスを
流し込んでくれたり、

朔也君との話に交ぜてくれたり
おかげで
メールをするようになり
学校で話す機会も増えた。


「柚…
顔に好きって書いてあるくらい分かりやすいよ。」


とか色々からかわれたけど
それすら、
私を喜ばせる道具だった。


毎日が楽しくて、

毎日が愛おしくて、

私は、貴方の事をどんどん
好きになって行ったよ。




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