初めての恋だから


「じゃぁ、行こうか?」


「そうだな。
柚…んっ」


そう言って朔也は
私に手を差し出した。


「迷子になりそうだから…さ」

「朔也がね♪」


笑いながら私が言うと


「は?
ならないし!!柚だろ普通~」


ムキになる…可愛い


私達は手を繋いで
神社へ向かった。



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