空への手紙~君と過ごした5ヶ月間~
今日はいつもよりまぶたが腫れていて
心の中ではどしゃぶりの雨が降り続いて
信じたくない現実的なリアルが
今は、目の前にある


何がなんだか分からない今日
「心」の全て失い泣いて
涙が枯れることはなくて、
あの日の声が聞こえます
あの場所で思い出します
相変わらずの景色の中に
君がいないから何か違う
こんな姿ばっかり見せてごめん


やり残したことがきっとあるでしょう
悔しいよね
夢を追いかけている君の姿は
今でも、この胸の中に輝いている


悲しい、一人だけの旅に出かけ
寂しかったり、つらくない?
君が泣いていると
ほら、
この雨に変わるでしょう
でも、
嬉しいことや楽しいこともあるでしょう
そうしたら、
ほら
見つけた君の笑顔で、雨は虹に変わるよ


最後の会話を覚えています
伝えたいけとは、今も
胸の中にしまっておきます
いつか、君の場所に行けたとき
この手紙を届けられるように


「ごめんね」や「ありがとう」も言えず
もう二度と君と会えない場所で
私は、ずっと後悔するでしょう
でも、
かけがえのない君へ
「またね」
いつか、君の目の前で言えるように


「さようなら」も言わずに別れ
心残りもあるけれど
君のことだから
笑って見ているんじゃないでしょうか


あれから、月日流れて今
変わらない私の笑顔を見せたいから
心配だけはかけないように
私も、君のように
今を




生きるよ…



< 26 / 26 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:5

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

この学園のウサギのようで怖いライオン★ω★
桐恵/著

総文字数/423

恋愛(その他)2ページ

表紙を見る
雪に届けて綴る想い
桐恵/著

総文字数/4,475

恋愛(その他)16ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop