M
――気付かないで欲しい!!
「そういえばさ、今日、挨拶しに行くから、待っといてって言っとけよ?」
「あ、うん」
沈黙。
「そういえば、最近お前身長伸びたよなー」
「あ、うん」
沈黙。
「ここってさ、結構校則厳しい?」
「あ、うん」
沈黙。
って、沈黙多すぎだろーー!!!
何緊張してんのあたし!
相手は幼なじみでしょー!?
「何意識しちゃってるの?杏奈さん?」
秀が呆れたように言う。
したくてしてるんじゃないからさぁ、そう追い打ちかけないでよね、、、、、。
ってか!
「してないから!!」
キッと睨むと、
「バーカ!分かるし」
スタスタと歩いて行ってしまった。
誘ったのはどっちよ?
「ちょっとー、秀?」
「あぁー?」
振り向く秀。
「速いんだけど。秀が誘ったんでしょ?待ってよ」
「お前が来いよ」
隠すように言ってたけど、、、、
トゲのある言い方。
「そういえばさ、今日、挨拶しに行くから、待っといてって言っとけよ?」
「あ、うん」
沈黙。
「そういえば、最近お前身長伸びたよなー」
「あ、うん」
沈黙。
「ここってさ、結構校則厳しい?」
「あ、うん」
沈黙。
って、沈黙多すぎだろーー!!!
何緊張してんのあたし!
相手は幼なじみでしょー!?
「何意識しちゃってるの?杏奈さん?」
秀が呆れたように言う。
したくてしてるんじゃないからさぁ、そう追い打ちかけないでよね、、、、、。
ってか!
「してないから!!」
キッと睨むと、
「バーカ!分かるし」
スタスタと歩いて行ってしまった。
誘ったのはどっちよ?
「ちょっとー、秀?」
「あぁー?」
振り向く秀。
「速いんだけど。秀が誘ったんでしょ?待ってよ」
「お前が来いよ」
隠すように言ってたけど、、、、
トゲのある言い方。