恋愛条件



大輔は照れ臭そうに頭をかいていた



あずさはテンパる




「あの………も、もしかして
今の……あたしの言ってたこと聞いてました……よね?」



大輔は恥ずかしそうにそっぽを向く



「あ、あぁ……聞いた」





まだ………心の準備が
出来て無かったのに………



もう終わったよ………
あたしの初恋………
終わったも同然だ………



涙………出そうだ





すると大輔が



「………………ぞ?」



あずさは聞き取れなくて



「え……?」



と聞き直した


< 8 / 164 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop