図書室でキミと~秘密事は図書室で~
「どうしたの?」
相変わらず、明るい茶髪。
……校則ギリギリ、てゆうかアウト。
それでもあまり怒られないのは、学年1位の頭脳。
ぇ、俺?
俺は紳と同じ、1位。
会長、副会長、二人して1位ってワケ。
だから俺は紳が会長でもいいと思ったんだけど…この髪の所為で…ね。
「今日、ちょっと用事があってそっち行けねぇんだ。」
「へぇ。用事なんて珍しいね。
わかった、じゃ生徒会会議はまた今度だ。」
副会長がいないんじゃ、会議をしても意味ないからなぁ。
明日にでもやるか…
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