図書室でキミと~秘密事は図書室で~

ぁ、そうだ…


中川さんがちゃんと仕事が出来るようになったか聞いてみよう…



「あのさ……」


「それと。」




…？


俺の言葉を遮った紳が、ポツリと言い出した。




「明日、学校これないんだ。
だから代わりに、昼休み図書室に行ってくれない？」


「図書室？」



明日、なんかあったっけな…


首を傾げるより前に、紳が説明してくれた。



「新しい本が届くから、整理しなきゃいけないんだよ…
図書委員と一緒にやる予定だから…一年一組から順番に……」




一年一組


それって…中川さんのクラス。

……ということは。




明日の昼休み、図書室で会えるのか…




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