図書室でキミと~秘密事は図書室で~


「ぁ…なんかスミマセン。
図々しいですよね。

じゃ……あた…」


「いいよ。」




出て行こうとする彼女を慌ててひきとめる。

気付いたときには「いいよ」と言っていた。


これは……デートの誘いだと解釈していいのか?



「ぁ、あの……」



頬を赤らめてオロオロしている彼女。



「でも、奢らなくていいよ?
もっと中川さんと話がしたいなって思ってたんだ。

俺の都合がいい日でよければ…
…喜んで。」




俺の返事を聞いて、パッと明るくなる彼女の表情。

……クスッ…



そんな中川さんに微笑みながら、連絡が出来るようにアドレスを交換した。


……なんか…アドレスゲット?




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