図書室でキミと~秘密事は図書室で~


その内容に思わず吹いてしまった。

これは…笑ってくれてると思っていいのか?


それにしても……





なんだか、彼女の笑顔に重なる。




その日は数日後の月曜日に決まったデートを

中川さんの姿を想像しながら眠った。







〜〜〜〜


デート?当日。

いつもより早く起きてしまったかな。


夏休みだからといって、寝過ごすのは好きじゃない。



今日も暑いな。


朝食を済ませ、支度をする。




……まずは、どこに行こうか。


もしかしたら…

来てくれないかもしれない。




そんな、わずかな不安もないワケではない。


でも……

素直に、楽しみだ。




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