いいなずけ!?
そうしてあたしは、学校を出た。
話って何だろう?
あたしは家に着き、中に入った。
「ただいま」
「おかえり。リビングで待っててちょうだい」
「分かったぁ」
お母さんにそう言われあたしはリビングに行き、椅子に座った。
しばらくしてお母さんがやって来た。
「話って言うのわね…」
「うん」
何だろう?
ドキドキする~☆
「可奈にいいなずけがいるって事なの」
…。
ん?
今何て言いました?
い・い・な・ず・け!?
「ほ…本当なの?それって」
「えぇ」
嘘~!!!!
何であたしなんかに!?
ってゆうかそれってどこのどいつ?
「ね、ねぇ。相手は誰なの?」
一番そこが知りたいし。
「う~んと…。確かあなたと同じ高校の子よ」
「え!同じ高校なの!?」
「えぇ。確かそうだったはずよ。あたしの高校時代からの友達の子よ」
誰だろ。
まぁいつか分かるか。
「可奈には明日からマンションに住んでもらうから」
え、ぇぇぇえええええええ!?!?
「あ、明日から!?」
「えぇ。もう決まった事なの」


それからあたしは、自分の部屋に行った。
いきなりの事で頭がついていかない…。
明日からかーー。

次の日の朝。
「行って来ます」
「行ってらっしゃい」
昨日あれからあたしは一睡もできなかった。
朝から元気出ないし…。
「おっはよー!」
後ろから声が聞こえてきた。
「あぁ。おはよう…」
「どうしたの?朝から元気ないじゃん」

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