現代戦国時代3
ゴウッ!!
いきなり辺りが火に包まれた。
火の色は赤ではない。
「おいおい。このままじゃ火の海になるぞ」
孫市は素早く銃を構え、一発放った。
弾は慶次の馬をつなぐ紐を断ち切り、馬はさっさと火のない方に逃げていく。
「私はつないだ馬を助けに行く。佐助くんは辺りの木を切って、火が回るのを押さえてくれ」
孫市は休む間もなく、急いで来た道を引き返していった。
俺は宝玉をはめたクナイを構え、風の刃で木を斬り倒していく。
このままでは俺も孫市も焼け死んでしまう。
もしかしたら、慶次も…
俺は渾身の力を込めた一振りで大木を倒し続けた。
粗方の木を倒し終わると、辺りは煙がかなり立ち込めて、前も見えない。
いくら倒しても、くすぶる火まではどうしようもなかった。
「孫市はまだか?」
馬を助けに行った孫市はまだ戻っていない。
「先に行くか…」
いきなり辺りが火に包まれた。
火の色は赤ではない。
「おいおい。このままじゃ火の海になるぞ」
孫市は素早く銃を構え、一発放った。
弾は慶次の馬をつなぐ紐を断ち切り、馬はさっさと火のない方に逃げていく。
「私はつないだ馬を助けに行く。佐助くんは辺りの木を切って、火が回るのを押さえてくれ」
孫市は休む間もなく、急いで来た道を引き返していった。
俺は宝玉をはめたクナイを構え、風の刃で木を斬り倒していく。
このままでは俺も孫市も焼け死んでしまう。
もしかしたら、慶次も…
俺は渾身の力を込めた一振りで大木を倒し続けた。
粗方の木を倒し終わると、辺りは煙がかなり立ち込めて、前も見えない。
いくら倒しても、くすぶる火まではどうしようもなかった。
「孫市はまだか?」
馬を助けに行った孫市はまだ戻っていない。
「先に行くか…」