恋は翼に乗って~アロハ・ハネムーン~



「ハニムーンは、やっぱりスウィートでなくちゃね」



チャドがそう言って、瑠美とうなずきあった。



開けた途端目を丸くしていた米山夫妻は、兼高の催促でやっと進み出た。



「左手が、寝室です。どうぞドアを開けてみて下さい」



兼高の声に公作はノブをまわした。



そしてはる子と共にため息をついた。
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