恋は翼に乗って~アロハ・ハネムーン~



二人はいつまでも瞳を閉じて、寄り添っていた。



兼高は、二人を見つめて満足そうに頷いた。



「素敵ねぇ、ヒック。わたしも・・・あんなっヒクッ、夫婦になり・・・ヒック・・・たい・・・ヒック・・・わぁ」



瑠美がとろんとした目で、ブルーハワイのストローをくわえていた。
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