君を想うとⅡ~Secret love~
バカなことしてるのは、百も承知の上だった。
こんなことしたって何の意味もない。
こんなSEXしたってあたしもセンパイも救われない。
だけど…
一瞬だけでもいい。
快感の渦に飲み込まれて、一瞬センパイがこの苦しみを忘れることができるのなら
あたしはこのSEXが意味があるもののように思えた。
「やめろ…、一ノ瀬…っ。」
淡い吐息を出しながら
センパイが女の子のように拒絶の言葉を口にする。
だけど…ね?センパイ、知ってた??
女の子にもちゃーんと性欲ってものがあるの。
そんな声…
逆効果だから。