君を想うとⅡ~Secret love~
「俺は…お前だけは抱けねぇよ。」
センパイは…
やっぱり簡単には堕ちてくれなかった。
「そんなに…、あたしに魅力がない…??」
あたしは自分で言うのもなんだけど、そんなに不細工でもないし、伊織ほどじゃないけどカラダだってキレイな方だと思う。
なのにここまでハッキリ拒否られると…、自信をなくす。
ハァとためいきを吐いて体を離すと
「好きとか嫌いとかじゃねぇよ…」
センパイは力なく微笑んだ。