君を想うとⅡ~Secret love~




「俺は…お前だけは抱けねぇよ。」






センパイは…

やっぱり簡単には堕ちてくれなかった。








「そんなに…、あたしに魅力がない…??」










あたしは自分で言うのもなんだけど、そんなに不細工でもないし、伊織ほどじゃないけどカラダだってキレイな方だと思う。








なのにここまでハッキリ拒否られると…、自信をなくす。






ハァとためいきを吐いて体を離すと






「好きとか嫌いとかじゃねぇよ…」







センパイは力なく微笑んだ。






< 114 / 476 >

この作品をシェア

pagetop