君を想うとⅡ~Secret love~



センパイがこなかったら…か。




「うーん、そぉね~。
他の男とSEXしながら“迎えに来て欲しかったな~”ってセンパイのこと思い出すかもね。」





ため息を吐きながらそう言うと






「なんだそれ。
それってホントに待ってるって言えんのか?」






センパイは呆れたようにクスクスと笑う。









「ちゃんと待ってるわよ。体は他の男に許しても心はセンパイのものだもん。」


「はあっ?なにそれ。
なんか俺、遊ばれてるみてぇじゃん。」









センパイは拗ねたように、ブーっと言うとあたしの背中に軽く体重をかける。







「ずっとあなただけよ…とか、ウソでも言えよ。」





らしくなく。

センパイはそんなズルい一言を口にした。





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