君を想うとⅡ~Secret love~
勇気を出して告白したのに…
結局は報われなかったあたしの片想い。
だけど…
変わらないようで少し違う日常がここにある。
「センパイ。」
「ん?」
「明日、一緒に遊ばない??」
「何だよ、突然。
別にいいぞ??」
カウンターで隣同士で座っていると。
センパイはビールをグッと喉に流し込む。
「じゃー、品川の水族館行ってディナー食べて…食後にSEXってどう?」
そう提案した瞬間。
「ヤだ。
俺、トモダチとはそういうことしないっていっただろ?」
そう言ってセンパイはあたしのオデコをコツンと小突く。