君を想うとⅡ~Secret love~
私はハァとため息を吐くと会社用の桐谷慎のケータイに電話をかける。
『もしもし?』
「あ、桐谷部長ですか?高宮です。」
会社用の語り口で桐谷慎に話しかけると、彼はククッと笑って
『ははっ。いいね、それ。』
と、穏やかに言い返す。
「は?何がですか?」
桐谷慎の言ってることがイマイチよくわからなくて、聞き返すと
『桐谷部長って高宮に言われると超~萌える♪今度SEXしてる時にも、そう呼んでよ。』
「はあぁぁ~っ!!??」
桐谷慎は呑気にも。
電話越しにそんなドエロ発言をしはじめた。