君を想うとⅡ~Secret love~
「よかったら…、一緒にご飯食べない?」
ニッコリと。
人懐っこい笑顔で微笑む早坂さん。
お食事に誘ってくれたのは嬉しい。
だけど…
しゅーちゃんと話をしただけで半ギレになる白クマ番長、桐谷慎のコトを考えると……。
――怖すぎる!!
見知らぬ人とご飯なんて食べた日には…
『今日何してたの?』
『え?早坂さんとねー、ご飯食べた。』
『…はっ?』
『帰り道でね。ばったり会ってね。』
『ふ~~~~ん。
高宮は、よっぽど俺に殺されたいらしいねぇ??』
わ~っ!!!!!!
ダメダメダメダメ!!!
命が惜しければここはキッパリ断るのよ、伊織!!