君を想うとⅡ~Secret love~
「…はっ?」





思いもよらない祐吾の攻撃に驚いて固まってると。




「お前…秀人に惚れてるだろ。」






タバコにゆっくり火をつけながら。
祐吾は確かめるようにあたしの目をジッと見つめる。





「違うとは言わせない。
お前が秀人を見る目は特別だよ。」


「違う!!!
あたしはセンパイのことなんて好きじゃない!!」





祐吾はセンパイだけじゃなく、伊織とも顔見知り。

あたしがセンパイに片想いしてると知れたら…いろいろ面倒なことになる。






必死に否定して。

真実を隠して祐吾の目をキッと睨むと。







「素直じゃねーな。」





そう言って。

祐吾はハァ~と大きくため息をついた。






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